更新: 2003年11月05日
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今回はSOHOにとって必要となる「融資」を切り口に公認会計士の舟生俊博氏を招き、「貸す側」からの視点や融資を受ける際の心構え、金融機関に相談する時の方法などについて分かりやすくご説明を頂きました。
またえびはら氏からは個人や小規模経営において、アウトソーシングできる部分を見極め時間を確保することの重要さとビジネス上のマナーについての二点をお話いただきました。
第3回SOHOさろんを開催しました。
日 時:平成15年11月5日(水) 14:00-16:30
会 場:相模原市立産業会館 4階懇談室
参加者:24名
ゲスト:舟生 俊博氏(株式会社YSB 代表取締役・公認会計士)
えびはら 恵子氏(有限会社アベレ 代表)
? 講師:舟生 俊博氏
(株式会社YSB 代表取締役・公認会計士)
?融資の極意、教えます?
融資を受けようと思った時、まずは本当に融資が必要であるのかどうかを見極めることが重要です。経費削減などで何とか資金が回る場合があるので、その時は無理に融資を受けなくても良い。その見極めを行った上で融資が必要であると最終的に判断した場合に融資を受けるようにすること。その場合に借りる側の姿勢として大切なことは、立場を対等に接するようにすること。そして金融機関に自分の事業がいかにしっかりしていて、事業が回っていけばきちんと返済ができることをアピールし信用を得ることが大事である。
信用を得る為には数字で現在の売上や利益率などを説明し、今後の未来についても事業の新規性・実現性・成長性を数字で説明できるようにする。その為には普段から事業についての収支などを数字で話せるようにしていくことが大切である。
以上のようなお話を分かりやすく、ユーモアを交えてお話頂きました。
? 講師:えびはら 恵子氏
(有限会社アベレ 代表)
?SOHO事業者のマナー再確認?
個人事業主やSOHOは本来の業務以外にも色々と雑務もこなさなければならないが、その雑務で業務時間が取られてしまったり、その為に人を雇用して膨大なコストを掛けるのであれば積極的にアウトソーシングを活用することも費用対効果から考えていかなければならない。
ルーティンワークに取られていた時間を営業に回して仕事を取ってきた方が確実に利益が確保できるので、そこを考えて欲しい。
次にビジネスマナーについてですが、ビジネスマナーは時と共に変化するものであるので現在のビジネスマナーはどうであるか気が付いた時に確認をしてほしい。
またTPOに合わせた服装・言葉遣いは非常に重要で自分の職業に合った服装やその会合に合った服装をしたり、相手によってメールの文章をやわらかめの表現にした方が良い場合がある。特に最近気になることは電話で「もしもし」と出る方が多いがビジネスにおいては屋号もしくは名前ででないと相手を不愉快にさせることもあるので、そのようなTPOをわきまえていることも重要に思う。
以上のようなお話を丁寧にお話いただきました。