第2回SOHO情報局・ルビーデザイン主催イベント 「相模原セミナー&交流会」の開催

相模原SOHOスクエア

第2回SOHO情報局・ルビーデザイン主催イベント 「相模原セミナー&交流会」の開催

更新: 2004年10月02日
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●テーマ「誰にでも利用しやすいホームページと次世代デザイン」
~WebアクセシビリティとCSSデザインの具体的な実装~

第2回SOHO情報局クリエイター系のSOHO事業者には今や定番となっており、全国的にSOHO支援でも有名なWebサイト「SOHO情報局」を運営している株式会社アトリエコスモス代表の鋤柄よしこさんと、SOHOスクエア会員で相模原市を拠点に活躍中のデザイナー「ルビーデザイン」代表の若生ひとみさん主催のイベント。
講師は1日10万ビューをカウントする人気サイト「シリコンカフェドットコム」主宰の森川眞行さん。
当財団は後援機関として参加いたしました。

Webアクセシビリティとは、ひとことで言うと「誰もがWebから情報を得ることができるようにする」ということだそうです。特に、視覚的制限・時代格差・デジタルデバイドなどの問題を抱えた高齢者や、視覚障害・肢体不自由・知的障害などの障害者、また、未成年・在住外国人などに対して平等に情報を伝達するための配慮を指すようです。

「今後ますますWeb利用が広がってくるであろう高齢化社会。
高齢者への配慮も含め、そこには大きなビジネスメリットを含んでいるということに着目しましょう。
アクセシビリティを高めるということは『人に優しいサイト』としてよい印象を与えることができます。
人はよりアクセシブルなサイトに流れるでしょう。
サイトがアクセシブルであれば高齢者にも内容が理解されやすいのです。内容が理解されれば他の企業と差別化を図ることができます。
Web製作者は高齢者というイメージを正確に捕らえWebを作成していく必要があります。」と森川氏はWebアクセシビリティのビジネスメリット等について講義してくださいました。

Webデザイナーやイラストレーター、SEなどもたくさん集まった今回のセミナー交流会では、各自の作品等を持ち寄りアピールしている姿が目立ちました。

受講生の皆さんからは「大変わかりやすく、ためになる内容でした」「アクセシビリティを今まであまり意識していませんでしたが、今後の重要なテーマとして考えていこうと思います」「自分のスキルアップに有効活用できるお話が聞けたと思います。また、地域のネットワークの確立という意味でも大変貴重な時間でした」との感想が寄せられました。
最新の情報を得て、少しでもスキルアップを図り、ビジネスに結び付けたいという高いプロ意識を持つクリエイターたちから熱意を感じました。

未来を見越して羽ばたくクリエイターさんたちを、これからも応援していきたいと思います。