ワークショップ型SOHOシンポジウムの開催

相模原SOHOスクエア

ワークショップ型SOHOシンポジウムの開催

更新: 2005年03月01日
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お金をかけずにできるプロモーションテーマ「お金をかけずにできるプロモーション」
「お金をかけずにプロモーションしたい!
でもどうやって?!」

自分の事業や商品がマスコミで紹介してもらえるよう
仕組めたら・・・今回は小規模事業者や、これから起業を
考えている方を対象に、

世間に認知してもらうためには何が必要なのか?
お金をかけずに出来ないのか?

ということを念頭に「お金をかけずに出来るプロモーション」という題材で、
講演とワークショップを交えて具体的にその方法を考えていける
ワークショップ型シンポジウムを開催いたしました。

当日は3月という忙しい時期にも関わらず、たくさんの方々が
ご参加くださいました。


日 時 平成17年3月1日(火)13:45?16:45
会 場 相模原市立産業会館 3階 大研修室 (相模原市中央3-12-1)
参加者 56名
講 師 前田 利子氏(?サイビズ 月刊SOHOドメイン編集者)

メイン
ファシリテーター えび原 惠子氏(SOHOスクエア応援団・(有)アベレ代表取締役)

第1部 基調講演 「『月刊SOHOドメイン』編集部が実感する小規模事業者のためのお金をかけずにできるプロモーション」
講師:前田 利子氏
(株式会社サイビズ月刊SOHOドメイン編集部)

お金をかけずにできるプロモーション基調講演では、SOHO事業者のための情報誌の編集にあたり、さまざまな取材を通してSOHO事業者が自分の商品や事業を、どのようにPRしているか、ということを目の当たりにしてきた前田さんから、プロモーションとはどのようなことなのか、セールスとプロモーションはどのように違うのか、検索エンジンに必要最低限の費用で広告を載せるにはどのような方法があるのか、雑誌の編集者に取材として取り上げてもらうには、どのようなメールの書き方をすれば取り上げてもらいやすいのか、など実例を交えながら、丁寧にお話いただきました。その一部として
「自分の存在を知らしめるには、それなりの工夫、システム、サービスが必要となります。売りたいという気持ちは二の次にして、まずはお客様の役に立ちたいという部分を考え、伝えるべき。そこがセールスとプロモーションとの違いです。
また、自分の売りは何か、ということをきちんと把握しておくこと。いろいろな努力の結果が編集者の目に留まり、伝わり、気持ちを動かすのです。」と、実際に取材したくなったというメールを事例に上げてノウハウを紹介してくださいました。


第2部 ワークショップ 「売り込みメールを書こう!」?プレスリリース実践編?
メインファシリテーター:
えび原惠子氏(SOHOスクエア応援団・有限会社アベレ代表取締役)
ファシリテーター:
NPO法人相模原St-ARTスタッフ(渡辺・大野・岩佐・谷川・金井)

売り込みメールを書こう
第2部は1部の講演を受けてのワークショップでした。
業種をバラバラにして6つのグループ分けをし、ひとつのテーマに沿って意見を出し合いました。ワークショップのテーマは「売り込みメールを書こう!(売り込み先:SOHOドメイン編集部)」ということでグループの中で一つの企業を選び、その企業が「SOHOドメイン」の編集部へ掲載依頼のメールを書くというワークを行いました。またメールを書く前に各自自分の会社や取り組みの特徴を200字でまとめるという作業を行いました。これは自分自身を客観的に見つめなおすという意味があり、この作業をすることは、より良いアピールができるようになるための必要不可欠な作業だそうです。
短時間でメールの文章をまとめる段階では、悪戦苦闘していたようですが、その後それぞれのグループごとにオリジナルな文章にまとめられ発表していました。そして前田さんが一つ一つのグループ発表に対して講評してくださいました。現役の編集者から見た率直な感想を聞けたことは、参加者にとって勉強になったようでした。

また、最後に前田さんから今日の参加者全員に向けて「マスコミに載ることだけが最終目的ではないのです。掲載されたからといって必ずしもお客様が来るわけではありません。でも、まず第1歩として考えてください。そして、掲載されて安心してしまうのではなく、HP等で紹介するなどして、それ自体を営業ツールにしてしまいましょう。」とアドバイスをいただきました。

第3部 交流会 
交流会

今回のシンポジウムには相模経済新聞社から野村記者と、全国商工新聞の瀬谷記者が取材に来てくださいました。交流会は時間が少なくなってしまいましたが、積極的に名刺交換している姿が多く見られ、ワークショップの時間の延長でかなり盛り上がった交流会となりました。

参加された方々からは「実践にすぐに活かせる内容で、それをその後のワークショップですぐに確認できたので頭の入り方が違います。ただ聞いて終わりだけのセミナーではもったいないですものね。非常に勉強になりました。各グループに一人ずつファシリテーターの方がついてくださるのもありがたかったです。」「色々な方と知り合いになれたし、自分自身すごく刺激になりました。皆さんの真剣さ、パワー、取り組む姿勢など!」との声が聞かれた一方で、「時間が短すぎる。有料でもよいので、もっと十分な時間が欲しかったです。」との感想も寄せられました。

今年度SOHOスクエアのメインテーマは「磨く!」でした。
「刺激を受けて、さらに磨いていく!」という参加者の気持ちが会場中に溢れていたように感じました。
これからも皆さまのお役に立てたら幸いです。

なお、本事業は相模経済新聞3月10日号に記事が掲載されました!野村さん、ありがとうございました!

企画・運営:NPO法人相模原エスティアート
主催:(財)相模原市産業振興財団