更新: 2005年12月05日
TOPへ >> 2005年度 活動報告 >> 平成17年度 第3回 SOHOサロン開催
テーマ「ビジネスマッチングにトライ!」 ?私はこれでビジネスマッチングに成功した!その秘訣とは?!?
SOHOスタイルで事業をされている方同士、また、アウトソーシングに興味がある企業様との「出会いと情報収集の場」であるSOHOサロン。今回は今年度の最終回ということで、今までSOHOスクエア内で仕事が発生したケースを元に、仕事を獲得していくにはどうしたらよいかということをテーマに、座談会形式のサロンを開催いたしました。
日 時 平成17年12月5日(月)13:30?16:30
会 場 相模原市立産業会館 3階 大研修室 (相模原市中央3-12-1)
参加者 32名
コーディネーター えび原 惠子氏(SOHOスクエア応援団・(有)アベレ代表取締役)
第1部 参加者自己紹介&ビジネスマッチング事例紹介
◆ 「ビジネスマッチングにトライ!」
?私はこれでビジネスマッチングに成功した!その秘訣とは!??
ゲスト:(株)キャリア・マム 渡部さん・堀内さん
メカトロ設計事務所クリエイト 谷川さん
(有)オフィス・キャラヴァン 小林さん
Crosstation 黒田さん
今回は受注実績、発注実績のある方々の意見を元にお話が進んでいきました。
メカトロニクス機器の試作設計・製作請負 メカトロ設計事務所クリエイト代表の谷川さんは「アウトソーシングには波がある。黙って待っていても仕事は来ない。自分から取りにいかないとだめ。まずは、色々な交流会に顔を出したり、イベントに参加したりしてみたことにより人脈を広げネットワークを作っていった。」
横浜ウォーカーなどの編集プロダクション(有)オフィス・キャラヴァンのディレクターである小林さんは「SOHO会員に向けてカメラマンやライターの人材募集を流してみたが、なかなか見つからなかった。条件を絞った上で会って話をしたい。神奈川県央・県北には編集プロダクションは他にほとんどない。これからも情報発信し、地元相模原で仲間を募りたい。」また、PCによる業務支援を行っているCrosstation 黒田さんは「SOHOサロンなどの交流会や、ボランティア活動に参加したことにより人脈ができ、仕事を受注することができた。」黒田さんに発注したウィルシステムインコーポレイテッドの金井さんは「メールの書き方や、電話での受け答え、会った時の印象などからその人がどのような人物なのかがわかる。」10万人の会員のアイディアを取り入れた商品開発、販売促進事業などを行っている(株)キャリア・マムの渡部さんと堀内さんは「主婦の感覚をどんどん取り入れるために毎週メルマガを出してオーダーをかけている。自分の好きなことを仕事にしたい会員たちの雑談会を開催するなどしてより良い情報を得るために声掛けしている。」とのこと。
県内、市内では人手不足が深刻で、外注先を探している会社は「なかなか人材がいない」という理由で困っているそうです。仕事を獲得するには、高いスキルを身に着けておくことはもちろんですが、いかにして人脈を作っていくか、またどんな形でうまく自分をアピールして売り込むかがカギとなっているようです。「発注するときには実績があるところを優先している。大きなリスクを回避するためにも気心が知れているところへお願いする。」という(株)ジェイパーソンの川崎さんの言葉のとおり、受発注はお互いの信頼関係が一番重要ということかもしれません。
第2部 参加者PRタイム
第3部 交流会
最後に名刺交換・交流会が行われました。活発に交流している様子が伺え、盛り上がった交流会となりました。
参加された方々からは「皆の顔が見えて良い形式であった。座談会のフリーな雰囲気が良かった。」「発注、受注 双方の意見が聞けたことで、いろんな考え方が知ることができ参考になった。」「名刺交換タイムがたくさんあってありがたかった。」との感想も寄せられました。一方で「SOHOといっても、下請け仕事をする人もいればベンチャーとして新しい事業へチャレンジする人もいて様々なスキルがある。それをどう捉えていくのかが今後の課題なのではないか。」というご意見もいただきました。
2月21日には「SOHOスクエア2006」を企画中です。詳細が決まり次第トップページにて告知いたしますので、ご期待ください。
皆さまのお声を参考に「トライ」し続け、皆さまとともにSOHOスクエアを盛り上げて行きたいと思います。これからもご協力をお願いいたします。
企画・運営:
NPO法人相模原エスティアート
主 催:
(財)相模原市産業振興財団