公益財団法人 相模原市産業振興財団

私の波瀾万丈 30年の起業人生【千葉 裕幸】

千葉 裕幸横浜ベイサークル

代表 千葉 裕幸

私の波瀾万丈 30年の起業人生

皆様はじめまして、横浜で異業種交流会とセミナー事業を経営しております「横浜ベイサークル」代表 千葉裕幸です。
出身は岩手県一関市。

18歳で芸能界を夢見て上京し、大学在学中の4年間仕送りなしで、30種類以上のアルバイトを経験し、芸能活動、学生生活を両立しました。

【起業第一章】

学生時代の経験と資金を元に友人と2人で学習塾と家庭教師センターを同時に横浜駅前で立ち上げました。
当初は、市場調査、マーケッティングなどもわからないままに起業しました。
団塊ジュニア世代が小中学生で運良く軌道に乗ることができました。
今思うと怖いもの知らずで大胆なことをしたと思います。

当時は当然パソコンも携帯電話もなく、戸別訪問と電話アポのみで1日数百軒も歩きまわりました。
それも今となってはいい思い出です。

【起業第二章】

1995年頃からは少子化に伴い、生徒も次第に減少していき苦しい経営が日々続きました。
そこで、家庭教師センターに音楽の家庭教師を加えたところ次第に生徒数が増え始め1000名以上にまで集客することができました。
同時に空いている教室を有効活用しようと考え趣味の語学と好きなイタリアを組み合わせたイタリア語スクールの開校をひらめきました。

当時としては神奈川県初の第二外国語スクールでした。
当初は苦労の中のヒラメキだけでの開校でしたので なかなか生徒入会には至らず何度も閉めようかと思う日々が続きました。

そんなある日、印刷会社を経営されている方が入会されました。
その瞬間、イタリア国旗をモチーフにしたユニークなポスターを作ることを思いつきました。
早速1000枚印刷し、自ら自転車で街に出て手当たり次第声をかけ、ポスターを貼りまくりました。
これには、学習塾と家庭教師時代に生徒募集で何百軒も回った経験が生かされたと思います。

また、ちょうど運良くイタリアのサッカーリーグセリエAが紹介されるサッカーブームなどとも重なり、イタリアに注目が集まるブームが到来した頃でした。
FIFAワールドカップが日本で開催される事に伴い入会者の数が激増していきました。
生徒が400人ほどになった頃、イタリア語スクールということで華やかな気品のあるパーティーを開催してみることをひらめきました。

そこで、スタッフ総出で楽しいパーティーを企画し、開催したところ会員はもとより会員様のお友達、家族もご参加いただき100名を超える方に参加いただき、大好評を得ました。
その後スクールを神奈川県内に4校増やし、新たにフランス語、韓国語のスクールを立ち上げ会員が延べ1000名以上の神奈川県最大の第二外国語スクールになりました。
ちょうど起業して20年の節目で達成することができました。

その時
「何事も10年間は頑張って継続してみる事でひとつの結果が得られるのだなあ」と感じました。

【起業第三章】

2007年からは将来起業家が増えて来ると感じ、外向けの異業種交流会、パーティーの開催を考えました。

その当時、様々な異業種交流会、パーティーに手当たり次第参加してみたところ、ホスピタリティが全く感じられないただの名刺交換会、パーティーばかりが目立ちました。
これでは人脈を広げることにつながらないと思い、すぐに自ら横浜で横浜ベイサークルを立ち上げました。

コンセプトは、いいご縁をつなげ、それがやがて人脈となり、それぞれの夢を実現させることがテーマです。

今では、パーティーのみならず、100名規模の横浜セミナーフェスタ夢実現を開催しております。

ソーシャルネットワークの普及に伴い、会社に頼らず個人の情報発信が容易になり、より個人の活動が注目されている時代です。

横浜ベイサークでは個人の夢を実現するプラットフォームとしてのコミニュティーを創出していきます。
そこで、未来人脈を築き、出会いを運命に変えるお手伝いすることが私の夢です。

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